お問い合わせ

包丁の修理

syuri
包丁の修理固いかぼちゃを切ろうとして、思い切り魚の中骨を切ってしまって、はたまた包丁の切っ先でこじるような使い方をしてしまって。よほど気をつけていても、時にはちょっとした不注意で包丁の刃が欠けてしまったり、ものによってはポッキリと折れてしまうことだってありますよね。
 
そんな時真っ先に考えるのは、「壊れた包丁、どうしよう!?」ということではないでしょうか。ほんのすこし欠けたくらいなら、安物だし買い換えるまではこのままで、なんて考えて流してしまうおおらかな方もいるかもしれません。ですが、包丁がないと毎日の料理をするのが難しいというのは確かです。
 
捨てるのもなんだかもったいないし、思い出やゆかりのある包丁だし、なんとかしてあげたい。そんなエコ精神をお持ちの方は、ぜひ包丁の修理を考えてみてはいかがでしょうか。
 

目次

  1. 包丁の修理をお願いする
  2. 包丁の修理は買った場所で
  3. 包丁の修理でできることとできないこと

 

包丁の修理をお願いする

包丁の修理包丁は、大量生産品でない場合職人さんの手によって作られるものです。だからこそ良い包丁というのはそれなりのお値段がするものなのですが、困るのは包丁が壊れてしまった時。冷蔵庫の故障なら販売店やメーカーに連絡すれば無償で修理してもらえたりしますが、包丁はそうはいきません。
 
包丁は、基本的に消耗品です。毎日使うものですし、使い方一つで何年ももつものですので、家電のように長期保証がついていることはまずありません。そんな訳で、修理をお願いする場合はどうしても多少お財布の紐を緩めなければなりません。
 
包丁の修理をして欲しい、と思った時、真っ先に連絡を取るべきなのはその包丁を作っているところです。ただし、大量生産品のどこにでも売っている包丁では、基本的に対応してもらえないことが多いです。そうした大量生産を行っているメーカーというのは、包丁を新しく作るのが仕事で、包丁を修理するのは仕事ではないからです。
 
ただ、大量生産品ではない有名ブランドの包丁や、小規模生産の良い包丁というのは、販売店と生産場所が直接繋がっていることが多いので、包丁の修理受付をしてくれます。
 
つまり、良い包丁や本格的な包丁であれば、状態にもよりますが買い換えるより先に修理を考えた方が良いということです。
 

包丁の修理は買った場所で

有名包丁メーカーにしろ、良い品を作ってネット販売しているところにしろ、大抵はそのメーカーの包丁ならば修理は問題なく受け付けてくれます。しかし、ノーブランドのものやどこで買ったのか由来がわからない包丁に関しては、修理を受付けているお店に持ち込むしかありません。
 
包丁には各社それぞれのこだわりがあります。細かな違いまで分かって修理してくれる製造元というのは非常に頼りになる存在で、よほど信頼している職人さんがいる場合でも無い限りは、作ったところに修理をお願いするのが一番です。
 

包丁の修理先が分からない場合は

どうしてもという場合はまずお近くの刃物屋をまわってみましょう。ただ、気をつけて欲しいのはどんな刃物屋でも良いという訳ではない、ということです。包丁を修理すると口で言うのは簡単ですが、折れたり欠けたり曲がったりした包丁を良い状態にまで修理するのは簡単なことではありません。
 
残念なことに、世の中すべての刃物屋が同じスキルを持っている訳ではありませんので、壊れた包丁を持ち込んで話を聞き、お店の人が信頼できそうな場合だけ修理をお願いするようにしましょう。藁にもすがる思いで修理をお願いした結果、とても満足できないような仕上がりで手元に戻された、というのでは意味がないのです。
 
場所によっては、または近所に良い刃物屋が見つからないという場合にどうすれば良いかと言いますと、インターネットを頼ってください。
 
包丁の産地というのはそれほど数がありません。国内外の有名メーカーも包丁を出しています。そのため、現在は無理に実際の店舗をまわるより、ネットで信頼できるお店を探して壊れた包丁を郵送し、修理をお願いした方が仕上がりが良いことが多いのです。
 
ネットは対面しないから不安だと思うかもしれません。そういう場合は、まず包丁の状態を写真に撮り、お問い合わせフォームなどから写真と修理に関する要望、質問を添えて送ってみましょう。もちろん電話をするのも構いません。
 
実際に修理してもらうまでにしっかりと情報のやり取りをしていれば、安心して包丁の修理をお願いできます。
 

包丁の修理にかかる時間

気になるのは、修理に出してからどれくらいで包丁が手元に戻ってくるか、ですよね。こればかりは、包丁の状態によるのでこれくらいとは言えません。
 
ですが、一つ安心できることがあります。それは、どの道包丁の修理には時間がかかるので、近くのお店に持ち込もうとインターネットで修理をお願いしても、実際の日数は大して変わらない、ということです。
 
ちょっとした刃の欠けくらいであれば、一週間ほど見ていれば良いでしょう。ただし、折れた包丁を利用して新しく刃を作り直すなどの大仕事の場合は、日数もお値段もそれなりにかかります。不安になるようなら、事前にどのくらいの時間がかかるかも尋ねておくようにすると良いでしょう。
 

包丁の修理でできることとできないこと

信頼できるお店に包丁の修理を頼むことで、手に馴染んだ包丁を蘇らせることができます。しかし、包丁の修理をお願いすると言っても、どんな状態の包丁でも大丈夫という訳ではありません。
 
修理できる範囲としては、大小の刃の欠け、切っ先の折れ、刃線の歪みといったところが一般的です。最も多いのは刃の欠けでしょう。この場合は、職人が丁寧に研ぎ直すことによって、多少包丁のサイズは小さくなりますが、またきれいな見た目の包丁を取り戻すことができます。
 
切っ先が折れてしまっている場合は大変です。新しく刃を削りだすのか、折れたところを丸めて違う包丁として活用するのかは思い入れと職人の腕次第になります。ただ、包丁が折れてしまったからと言って修理を諦める必要はありません。
 
中には、修理が不可能な場合もあります。例えば、全鋼の包丁を使っていて、根本に近い部分からポッキリ折れてしまった、というような場合は修理できません。刀身の大部分が残っていればやりようはありますが、そうでないなら手の打ちようがないからです。
 

刃以外の修理もお任せ

包丁の修理包丁のトラブルというと、刃の欠けや折ればかり気にしてしまうかもしれません。しかし、実はできることは他にもたくさんあります。
 
例えば、包丁の刃には問題がないけれど、柄が腐ったりもろくなって緩んでいる時。自社ブランドの包丁を作っているところであれば、刃の修理以外にも柄付けなども対応していますので、悪くなった部分を取り替えたり、今の柄材を利用して補強を入れたりという修理をすることができます。
 
壊れてはいないけれど握りが自分の手に合わないので、このブランドの柄が欲しいという場合は、お目当てのメーカーに直接依頼するのも良いでしょう。この辺りになると修理というよりカスタマイズですが、自分を道具に合わせるのではなく、道具を自分に合わせることも大事なのでおすすめです。
 
柄の付け替えなどはオールステンレスの一体型包丁では対応できませんが、手元の包丁に何か不満や不安がある時に利用できる職人を見つけておくと、後々新しい包丁を買う時にも安心です。信頼できる、自分のお気に入りのお店を一つ見つけておくと良いでしょう。