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包丁の使い方

包丁の使い方

料理には必要不可欠な存在と言っても過言ではない「包丁」。
私たちの生活と密接していて、とても身近な存在ですが、ちょっとした不注意や、誤った使い方をすると、すぐに手を傷つけてしまうのも事実です。
 
しかし、正しく使いこなせれば、非常に便利で、料理の幅も大きく広がる事でしょう。
ここでは、包丁の正しい使い方を一から解説していきたいと思います。

 

目次

  1. 1・包丁の種類と用途
  2. 2・包丁を使う前の準備
  3. 3・包丁の持ち方、動かし方
  4. 4・基本姿勢
  5. 最後に

 

1・包丁の種類と用途

包丁の使い方包丁の使い方を知る前に、まずは包丁の種類と、種類ごとの用途を説明します。
包丁には、和包丁、洋包丁、中華包丁等、大きく分けても様々な種類があります。
現在、家庭用に一般的に普及しているのは洋包丁です。
洋包丁は刃が単一素材で作られている事が多いのが特徴です。
 
衝撃に強く刃と柄が一体型の牛刀、牛刀を小ぶりにしたぺティナイフは野菜の皮むきや果物を切るのに使えます。魚・肉・野菜とオールマイティに使える三徳包丁も使用頻度が多いです。
一方、和包丁は二つの材料を焼き入れして仕上げるのが一般的で、菜切包丁柳刃包丁出刃包丁等、用途別に特化したタイプが多く、プロの和食料理人が好んで使うのは和包丁です。
 

2・包丁を使う前の準備

どのような包丁で何を調理するか決まったら、まな板の準備をしましょう。

 

ここで注意しなくてはいけない事は、まな板が不安定だと、包丁を動かす際に非常に危険です。水平な場所に、まな板を置きましょう。
この時、まな板の下に濡れタオルや市販の滑り止めを敷いたりすると、さらにまな板の安定性がアップするのでオススメです。

 

3・包丁の持ち方、動かし方

一般的な包丁の持ち方を解説します。右利きの場合で解説していますので、左利きの方は解説と逆にして持ってみて下さい。

 

握り型

包丁の使い方包丁の刃を下向きにして、柄を握り、親指と人差し指で包丁の刃が刺さっている部分付近の柄をしっかりと挟みます。この持ち方はリズミカルに細かく包丁を動かすような場合に適しています。キャベツの千切りなどはこの握り方の代表的な動作です。
握り型と呼ばれるこの持ち方は、洋包丁、出刃包丁、菜切包丁を使う時にする事が多いです。

 

押さえ型

包丁の刃を左横向きにして、右手の人差し指の付け根に包丁の刃と柄の継ぎ目が来るようにして持ち、人差し指に包丁の腹を乗せます。親指で反対側を押さえるように握りましょう。
 
人差し指と親指で刃を挟んで安定させ、力が入っても包丁が不安定にならないようにします。
押さえ型と呼ばれるこの持ち方は、力が入りやすいので、切りづらい食材を切るのに最適です。ご家庭では、洋包丁、出刃包丁で用いられる事が多いでしょう。

 

握り型、押さえ型、この二つの持ち方で食材を上手く切るコツは、肉や魚は手前に引くようにして切り、野菜は前に押すようにして切る事です。
 
刃を大きく動かすように心掛けて、食材に包丁を入れ、切っていきましょう。「切る」というよりも「押す」「引く」というイメージで包丁を操作していく事が大切です。

 

指さし型

包丁のみね(刃の反対側の、包丁の背中にあたる部分)に、人差し指を乗せ、残りの指で柄を握りましょう。人差し指の力加減で包丁を操作するイメージで動かします。
 
出刃包丁や柳刃包丁で板前さんが刺身を作ったりしている持ち方というとピンと来る方も多いかもしれません。この持ち方は指さし型と呼ばれます。
柔らかいものや、滑りやすいものを切るのに重宝する持ち方で、手前に引くようにして包丁を動かしましょう。

 

皮むき型

右手の人差し指と中指の上に包丁を左向きにして置きます。親指で包丁の腹を押さえて固定しましょう。包丁の刃に触って指を切らないように注意して下さい。そして、薬指と小指で包丁の柄の部分を持ちます。包丁の腹を押さえている親指、人差し指、中指で刃先を操作します。
ぺティナイフでリンゴなどの皮を剥いたりするのに用いる持ち方です。これはズバリ、皮むき型と呼ばれます。

 

ご家庭で使う一般的な持ち方はこれらを覚えておけば充分でしょう。

 

4・基本姿勢

慣れないうちは、まな板に向かう際に、体を調理台にピッタリとくっつけてしまいがちですが、調理台から10cm程度離して立つ事を心がけましょう。

 

左手で、切る物を押さえるのですが、ここでも注意が必要です。指先を伸ばして押さえるのは危険なのでやめましょう。
 
掌と指を丸めて食材を押さえ、丸めた中指の関節に包丁の腹を当て、左手をずらしながら、食材を切る幅をコントロールして切っていきましょう。

 

最後に

最後にひとつ忘れてしまいがちな事ですが、包丁を調理の合間に使わない時、無造作にまな板の上に放置してしまいがちです。
無造作に置いた包丁が、思わぬ怪我に繋がってしまう場合があるので、包丁を使わない時は、ちゃんとに片付けるか、まな板の上に置く際は、刃を向こう側に向けて横に置くクセを付けましょう。

 

以上、ここに挙げた4つの項目を理解し、実践出来るようになれば、ある程度自分の思う通りに包丁を使いこなせるようになっている事と思います。
最初のうちは、慣れない刃物を扱うのは、ちょっと怖いかもしれませんが、頑張ってトライしてみてください。