お問い合わせ

ペティナイフとは

pety

洋包丁の中でもサイズの小さなものです。幅が狭くて細長い、先の尖ったナイフだと考えていただくと分かりやすいでしょう。ペティナイフは最もオーソドックスな西洋の万能包丁、牛刀をそのまま小さくしたものです。
 
サイズが小さいので取り回しがしやすく、大きな包丁のように使っていて怖いと感じることがないのが特徴です。

 

目次

  1. 小さくても万能選手
  2. ペティナイフの形
  3. ペティナイフの活用法
  4. ペティナイフの選び方

 

小さくても万能選手

ペティってなんだろう、と考えたことはないでしょうか。ペティというのはフランス語で、英語で言うプチ。小さい、という意味です。
 
そんなペティナイフは、案外日常的に使われない包丁の一つです。料理をする時に使うのは三徳包丁か牛刀で、ペティナイフは家にあるけど果物をむく時くらいしか使わない、なんて方も多いのではないでしょうか。
 
サイズの大きな三徳包丁や牛刀の方が使いやすい、という方が多いこともあるのですが、実はペティナイフが万能な包丁だということを知らないだけ、という方が多いのです。
 
西洋包丁では厳密にペティナイフの規格が決まっている訳ではありません。洋包丁は基本的に形が同じで、刃渡りやサイズ、刃の厚みが違うだけですので、サイズによって呼びやすい名前をつけているだけです。
 
洋食では、牛刀一本で肉、魚、野菜、なんでも調理します。ペティナイフも、用途で言えば牛刀と同じようになんでも切ることができるのです。本格的なサイズの牛刀を使って大きな肉の塊を切り分けることなど一般家庭ではまずありません。むしろ、日常使いには取り回しのしやすいペティナイフの方が使いやすいのです。
 

ペティナイフの形

ペティナイフの大きさや刃渡り、刃厚というのはきっかりと決まっていません。しかし、大体これくらいという基準は存在しています。ペティナイフは、小さなものは刃渡り9センチほどのものから、大きなものは15センチくらいのものまであります。
 
ペティナイフ手の大きさやまな板、台所の広さによって、その人に適したサイズというのは変わってきます。サイズ展開が広いので、同じペティナイフでも12センチのものを選ぶ人もいれば、15センチのものを選ぶ人もいます。
 
ペティナイフの中には刃がしなるくらい、厚みが1mmしかないような薄いものもあり、例えばグレープフルーツの皮と実の間に刃を刺し入れて、刃をしならせながら綺麗にカットできるものもあります。形こそ万能包丁ですが、サイズの小ささと薄さを上手に利用することができるので、細かな飾り切りや細工にも向いているのです。
 

果物ナイフと何が違うか

ペティナイフと同じように、小さな包丁として果物ナイフというものがあります。なんとなくどちらがどちらか分からない、という方もいるでしょう。両者の違いはなんなのでしょうか。
 
ペティナイフと果物ナイフ、二つの違いはありません。果物ナイフも、ただの小さいナイフだからです。無理に分けるとすれば、果物ナイフの方が比較的刃が厚く、また日本の出刃包丁をそのまま小さくしたような見た目をしていることが多いです。
 
ただ、果物ナイフでも刃の厚みが1mmを下回るものもありますし、ペティナイフも刃渡り15センチのものがありますので、ペティナイフか果物ナイフかどちらが良いかと迷った時は、形状や実際に持った感じで決めるのが良いでしょう。
 

ペティナイフの活用法

ペティナイフでできないことはさほどありません。市販のパックで売られている肉くらいなら難なく切り分けられますし、余程大きな魚でなければ、三枚おろしくらいは簡単です。野菜を切るのも問題なし。
 
向かう所敵なしのペティナイフは、女性が初めての一本として持つ包丁に最適です。
 
男性に比べて、女性は食が細く、また力がありません。大きくて本格的な包丁を使うのも良いのですが、普段使いと考えると、自分の手に合ったサイズのペティナイフを使う方が楽なのです。
 
ペティナイフ今現在ペティナイフが家にある方は、一度三徳包丁や牛刀の代わりに使ってみてはいかがでしょう。きちんと研いであれば、サイズが小さくとも切れ味は抜群です。
 
また、他にもメリットがあります。ペティナイフは大きなものでも刃渡り15センチ。一般的な三徳包丁の刃渡りが18センチですから、包丁を自分で研いでいる方はお手入れがとっても楽になります。単純に刃の長さが短い分、短時間で研ぎ上げることができるからです。刃の長い包丁の刃線を保ちながら綺麗に研ぐのは大変ですので、包丁を研ぐのに慣れていない、研ぎの練習をしたいという方にも向いています。
 
使った後洗うのも楽です。料理の最中に包丁を置く時、場所を気にしなくて良いのもポイントです。
 
ペティナイフの利点はとにかく小さいことです。一本あれば肉、魚、野菜、果物と調理することができるので、普段使うのはペティナイフ、ペティナイフで切れないものがある時は他の包丁、と使い分けることで、料理の負担を軽くすることができます。
 

ペティナイフが苦手なこと

そんなペティナイフにも、苦手なことはあります。ペティナイフの利点は小さいことなのですが、ペティナイフの弱点も、包丁としてサイズが小さいことなのです。
 
ペティナイフが苦手なのは、とにかく巨大、大量というキーワードです。
 
これは単純な話で、小さなナイフで大きなもの、固いものを切るのは大変だということです。固い肉を一気に切り分けるのであれば、小さなペティナイフよりも大きな牛刀を使った方が楽ですし、綺麗に切れます。
 
同じように、食材を細かく刻むのも苦手です。キャベツの千切りをペティナイフでしようと思う人はなかなかいないでしょう。大きなペティナイフならなんとかなりますが、小さめのものを使っている方はちょっと難しいです。
 
牛刀タイプの包丁で食材を刻む時、刃先の反りを利用してリズミカルに包丁を動かします。ただ、ペティナイフだと形は牛刀なのですが、サイズが小さな分刃の反りも弱めですので、どうしても反りを十分に使ってリズミカルに刻むという訳にはいきません。
 
とは言っても、普段の食生活でキャベツを10玉千切りにしたり、きゅうりを数十本輪切りにしたり、1キロの肉の塊を切ることはそんなにありませんので、心配するほどの弱点ではありません。
 

ペティナイフの選び方

ペティナイフは、料理初心者におすすめな包丁です。メンテナンスの簡単さ、扱いやすさ、値段、切れ味どこを取っても欠点がありません。ペティナイフで対応できない料理を作りたいと思う頃には、料理の腕はかなり上達していることでしょう。
 
ただ、ほとんどの方はどんなペティナイフを選べば良いのかは分かりません。そこで、初めてペティナイフを購入したいという方向けに、ペティナイフの選び方を紹介します。
 
ペティナイフを選ぶ際に最も気にすべきなのは、材質です。ペティナイフを家庭で使うのは、とにかく料理が楽だからです。ですので、簡単に錆びてしまう鋼のものは避けましょう。錆びにくいステンレスのものを選ぶと、日々のお手入れは更に楽です。
 
あとは刃の長さと値段です。と言ってもどの大きさのペティが使いやすいかはそれぞれのご家庭や手の大きさによって違いますので、こればかりは一度包丁を握って感覚で決めるしかありません。
 
値段としては、1万円くらいの価格帯が良いでしょう。3000円でも十分切れ味の良い包丁が買えますが、最初から良いものを使った方が結果的に安く収まりますし、使い勝手も良いです。