お問い合わせ

一人暮らしの包丁術!

houtyoujyutu
美味しい家庭料理は家族や恋人を幸せな気持ちにしますが、料理が苦手だという女性も結構います。
「段取りが悪くて時間がかかってしまう」「手の込んだ料理を作れるようになりたい」「盛り付けが難しい」切実な悩みを耳にします。
 
しかも、そういう人のキッチンを見てみると意外や調理器具が充実しているのです。大中小と揃った鍋や用途別のまな板など基本の調理器具にはじまり、フードプロセッサーやワッフルマシン、ホームベーカリーなどいかにもキッチンに頻繁に立つ人が使いそうな道具まで揃っていたりします。主婦の方だけでなく、一人暮らしの女性にもそんな人がたくさんいます。
 
「凝った調理器具類は買った当初に数回使ったきり。あとはシンク下や戸棚のお荷物状態」……それはもったいない話です。凝ったアイテムを揃えるよりも基本の調理器具の使い方をマスターすることで料理はグレードアップします。その代表が包丁の使い方。結婚前のシングルライフ時代にしっかり包丁づかいの基本を覚えておきましょう。

目次

  1. 包丁の選び方~一人暮らしならこれを揃えたい!
  2. 材質のあれこれ
  3. 包丁は扱い方に特に注意~日頃のメンテナンスを忘れずに!
  4. 料理の味が劇的に変わる包丁テクニック
  5. まな板の選び方

 

包丁の選び方~一人暮らしならこれを揃えたい!

憧れの一人暮らしをスタートさせた女性がいざキッチンで料理をしようと思い立ったとき、まず購入するのが包丁ですね。一人暮らしの女性にぜひ手に入れて欲しいのが次に紹介する包丁です。

 

包丁にはこんなに種類があります

包丁にはたくさんの種類がありますが大きく分けると「和包丁」「洋包丁」「中華包丁」の3種類に分類されます。

 

和包丁

和包丁は用途別に多くの種類があり、野菜を切るのに適した「薄刃包丁」、魚をおろしやすい「出刃包丁」、刺身に向く「柳刃包丁」などがよく知られています。

 

洋包丁

また洋包丁は和包丁に比べると種類が少ない分、ひとつの包丁を幅広い用途に使えるのが特徴です。肉も魚も切りやすい「牛刃」はその代表でしょう。ほかにパンを切るための「パン切り包丁」や、小型の「ペティナイフ」も一般的です。

 

中華包丁

また中華包丁は主に刃が四角の形をしていて、薄切りやぶつ切りなどをそれ一本でこなせる便利な包丁です。

 

三徳包丁

一人暮らしの包丁術一人暮らしをスタートさせたばかりの女性であれば、まずは和包丁と洋包丁双方の良さを兼ね備えた万能タイプの「三徳包丁」を持つのがおすすめです。一本あれば肉、野菜、魚、ほとんどの食材をスムーズに切ることができます。
 
そして料理にさらに凝りたくなったら、今度は「出刃」や「ペティナイフ」を揃えると便利です。
 
特に出刃は大きな魚をラクにさばけるので、みんなで集まる鍋パーティなどでも大活躍。「出刃包丁を買ってから料理にますます凝るようになった」こんな声を聞きます。家族暮らしの人に比べて収納スペースも限られているでしょうから、数を持つより本当に便利な一本、二本を選ぶことです。

 

材質のあれこれ

そして包丁を選ぶときは材質にも注目してください。包丁の代表的な素材といえば「」と「ステンレス」です。
一定量の炭素を含む鉄「鋼」は切れ味がたいへん良く、砥石で研ぎやすいのが特徴です。
「ステンレス」は鋼に比べると切れ味の衰えが見られるようですが、その分、さびにくく、扱いやすいという利点があります。値段の幅もピン切りなので最初は予算重視で選んでも良さそうですね。

 

包丁は扱い方に特に注意~日頃のメンテナンスを忘れずに!

丈夫でシンプルな道具に見えながらも、実は包丁はデリケートな調理器具です。取り扱いには充分に注意することです。まめな手入れが必要ですが、その分、大事にすれば一生モノとして使うこともできるのです。

 

普段の心がけが包丁を長持ちさせる

鱧の骨切包丁包丁を扱うときに気をつけたいのが、水につけたままにしないことです。

使い終わった包丁をそのまま水を張った洗いおけにつけておく……
これは言語道断!切れ味が悪くなってしまいます。しっかり洗ったあと布巾などで必ず水分をぬぐっておきましょう。

 

鋭い切れ味をキープ。包丁は定期的に研ぎたい

丁寧に扱っていても徐々に切れ味は落ちていくもの。包丁は研ぐことが必要です。
とはいえ高価な砥石を購入しても上手に研ぐことができなければ意味なし。一人暮らしの人は重くて場所をとる砥石を無理して買わなくても、専門の業者や職人さんに頼むと良いかもしれません。プロの手で蘇った刃先の切れ味に感動するはず。

 

料理の味が劇的に変わる包丁テクニック

 

実は切りづらい“垂直”。スイスイ切れる“前後”

長年料理をしてきたという人でも実は包丁を効率よく動かせていないことがあります。そのひとつが包丁を垂直に動かして食材を切っているパターン。このスタイルで切ると、上から包丁で食材を押さえつける形になりキレイに切れません。

包丁は手前に引く、もしくは向こうに突くように押し出すという前後の動きで使うのが基本です。

 

おでんの大根は隠し包丁を忘れずに

おでんのように大根を大きなカットのまま煮込む料理のときには、「隠し包丁」を入れると良いでしょう。味の染み方が全然違ってきます。厚みの1/3程度を目安に、大根の片面に十文字に切り込みを入れておきましょう。

 

煮物は面取りをして芸術品のように美しく仕上げる

カレーや肉ジャガを作るときは、ジャガイモが煮崩れしないように「面取り」をしておきましょう。カットしたジャガイモの角の部分を浅く切り落として丸みをもたせます。味も染み込みやすくなって一石二鳥です。カボチャなども同様に。包丁以外にピーラーを使っても良いですね。

 

玉ねぎのみじん切り。上手な切り方を覚えたい

玉ねぎをみじん切りにするとき、包丁の先をまな板に固定して、柄を放射状に左右に動かしてトントンと切っていませんか?
確かに細かいみじん切りに仕上がりますが、そのやり方では同時に玉ねぎが持つせっかくの水分まで外に流れて出てしまいます。
 
みずみずしさをキープしたまま玉ねぎをみじん切りにするには、まず玉ねぎを半分の縦割りにしたあとまな板に伏せて、根っこと逆の方向から水平に包丁を入れます。横から見たときに3本の線が入っている状態。根っこのところまで切らないこと(切り落とさない)。
 
今度は真上からやはり根っこの部分を残して、3~5ミリぐらいの細かい縦の切り込みを入れます。最後はまた真上から今入れた切り込みと90度の角度でザクザクと細かく切っていく。
 
こうすれば水分も出ないし、早くキレイにみじん切りができます。料理が段取り良くすすみます。
以上、一人暮らしの女性がすぐに実行できる包丁の選び方や使い方を紹介しました。

 

まな板の選び方

包丁といえば、まな板の選び方も大事ですね。
「いつも一人分の料理しか作らないから材料が、それほど多くない」「ワンルームでキッチンスペースが狭い」という人もいて、大きなまな板を買うのは躊躇するかもしれません。
 
その場合は形(大きさ)は二の次で、材質にこだわって選ぶなどしても良さそうです。テクニックと選び方で包丁の良さを最大に引き出してください。